2016年11月10日木曜日

村上春樹エッセー②パーティーが苦手

前項からのつづき

村上春樹エッセー集より

「パーティーが苦手」

・苦手なものが、パーティー・セレモニー・スピーチです。

この三つが重なると悪夢。無理して出ると疲れがどっと出て、仕事が手に着かなくなる。
だからなるべく出ない様にしている。結婚式にも出ない丁重にお断りしている。

今までの人生で楽しいパーティーがあったか?ひとつとして思いだせない。

楽しくなかったパーティーならいくらでも思いだせる、文壇関係のパーティーはおおむね
ひどかった。
理想的なパーティーは10人から15人ぐらいで、名刺交換もせずに静かな声で語り合い
仕事の話しもせず、部屋の向こうでは弦楽四重奏団がモーツァルトを端正に演奏し・・・

こんなパーティーなら足を運んでもいい、誰か開いてくれませんか?・・・・・

一部抜粋。

【たかやまかついち】気持ちなんとなく、わかります!フィンランドの人は、会話が静かだ
そうです。
レストランなんかでも、会話は皆、静かだそうです。こいう国は、村上さんに合うかも。

エッセーはしがき「今週の村上」より
挨拶 という字が書けません!20年前から覚えなくちゃな!と思いつつ
今に至ってます

「手紙が書けない」

「この手紙 返事 書かなくちゃいけないんだけど・・」と思いつつずるずる後回し
そうしているうち義理を欠いたり具合の悪い事になったり・・わりにしょちゅうあります

手紙を書くのが不得意なのではない、いったん心を決めれば特に苦労なくさっさと
書いてしまえる。

なのに書こうという気になれない、そうしているうちに一週間がたち、一ヶ月が過ぎて
しまう。

手紙だけじゃなくて、日記だって書けない、正式な日記は自発的には生まれてこの方
つけたことがない。
でも、仕事に関しては、勤勉で、こまめで、締め切りに遅れることはない。


【たかやまかついち】文章書くのが得意な人でも手紙は別なんですね!私も似た事してます。
手紙は書くまでは時間がかかる、でも一度書き始めるとスラスラ進む結構長い手紙になったりと。

村上春樹さんのエッセー面白いですね!

次回につづく

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