2016年12月23日金曜日

「海辺のカフカ」下巻に入る①

上巻終わって、下巻に入る

カフカは、高松市内にある、資産家が作ったという私設図書館「甲村記念図書館」で

大島さんという男性に、親切にしてもらい、図書館の管理の手伝いをしながら空いている

部屋に住まわせてもらえる事となる

図書館には、大島さんと、佐伯さんという女性がいる

佐伯さんは、朝、ワーゲンゴルフで決まった時間に来る

そして二階の部屋でずっと書き物をしている。

清楚で、美しい50歳の女性

いつかカフカは、この佐伯さんに、恋をする

やがて、二人は、交わるようになる



【ナカタさん】

ナカタさんはいつも言う!

「ナカタは頭が悪いので、字が読めません、書くこともできません!」

「チジさんにお世話になっています、ホジョをもらって生活しています」

「ナカタは、記憶というものがないのです、みんな忘れてしまいました」

このナカタさん

親切なトラック運転手星野さんに出会い、四国に渡る

何も知らないナカタさんを心配した、星野さん、一緒についてきてくれる

そして、高松市内の宿に二人落ち着く

その後、どこともなく、市内を適当に回る

適当に走って、道を間違え、違う方向に行ってしまう

偶然、甲村図書館に着く

ナカタさんが言う

「ナカタが来たかったのはここです」

館内に入り、この図書館の案内を聞く・・・とそのうちナカタさんは

「関係者以外立入禁止」と書かれた部屋のドアを制止も聞かず開ける

中には、佐伯さんがいる、二人だけの話しが始まる

佐伯さん

「私の思い違いでなければ、多分、私はあなたがいらっしゃるのを待っていたのだと

思います」

ナカタさん

「はい、多分そうであろうとナカタも考えます」

「しかし、時間がかかりました。お待たせし過ぎたりだではないでしょうか?」

「ナカタもナカタなりに急ぎはしたのですがこれが精一杯でありました」

佐伯さんはファィルを取り出す

「私のこれまでのことをずっと長い間、このファイルに書いて来ました、それも少し前、

すべてを書き終わったところです。これをナカタさんに預けます、そして燃やして下さい」

「中は何も見ないで、灰になるまで燃やして下さい」と預ける

ナカタさん

「ナカタは字が読めませんので、見ても分かりませんので・・・・」

星野さんの運転で離れたところに行き、、佐伯さんから預かったファイルを燃やす、完全に

灰になるまで。

その後大島さんが佐伯さんの部屋に入ると佐伯さんは机にうつ伏せのまま死んでいる

大島さん 「とうとうこのときが来たか!」 と呟く

ナカタさんと星野さんは、佐伯さんの、フアィルを燃やした後、宿に戻る

途中、ナカタさんは、「ナカタは眠くてしようがないのであります」という

星野さん、

もう少しで宿につくからそれまで、我慢してくれ

着いたらいくらでも眠れるから。〔前も36時間一度も起きずに寝ていた〕

宿に着くと、ナカタさんはすぐに眠る

宿の人には、この人は30時間ぐらい寝る人だからと言い残し、一人街に遊びに行く

しばらくして帰って来て、ナカタさんを見る

死んでいる


続く



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